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第3回電王戦記者発表会

第3回電王戦記者発表会


 先日ニコ生で行われた記者発表会の模様を見ました。
 記者発表会はすごく濃い内容だったので、これだけでもうお腹一杯。終始爆笑してました。
 相変わらずカッコイイ演出のPVだなーと、感心して見てたら、まさかの有明コロシアムで噴く。しかも次が両国国技館でまた噴出す。将棋の対局で有明コロシアムって……笑いしか出てきませんが! なんつーか、真剣勝負は真剣勝負なんでしょうけど、ここまでいくと、かなり
エキシビションマッチみたいな印象ですね。
 小田原城とか有明コロシアムとか国技館とか、場所は物凄く豪華で面白いんですが、対局者にとって落ち着いて指しにくい環境でもあると思うので、環境面の準備は万全にして欲しいですね。
 特に有明コロシアムはテニス観戦で行ったことありますけど、結構寒いって印象が……。

 場所以外で盛大に噴いたのが振り駒安部総理。
 第3回にして、これ以上やることねーなって域にきている電王戦。

 あと、日産がスポンサーで車プレゼントも笑いました。
 日産スポンサーは自動運転システムの人口知能との関連ですかね。


 とにかく盛りだくさんの記者会見で、ワリと冷めていた私も、第3回も見るかって気になりました。今年も開発者の方々面白いし、楽しみです。

 
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第2回電王戦第5局▲三浦弘行八段-△GPS将棋(2013年4月20日)

第2回電王戦第5局▲三浦弘行八段-△GPS将棋(2013年4月20日)


 「 衝撃。 」

 第5局の感想としては、この一言に尽きる。
 第1局から見てきたけれど、GPSの強さは一線を画している印象があった。本局に関しては、序盤、中盤、終盤、すべてにおいて隙が無く、とにかく凄いという感想。人間の感覚では無理に見えた攻めをつなげて完勝。コンピューターの強みがこれでもかと発揮された。
 A級2位、まぎれもないトップ棋士の三浦八段が、先手矢倉でほとんど一方的ともいえる負け方をしたのは、本当に驚いた。1局だけで判断するのは早計だけれど、プエラα開発者の伊藤さんが言っていた「最高のハードを使えば名人を越えている」という言葉も、否定はできない領域の強さだと感じた。
 現段階で、現役トップクラスの羽生三冠、渡辺三冠、森内名人をもってしても、今回のGPS将棋に勝てるかといえば、ド素人の目から見ると、ちょっと疑問符を打たざるを得ない。


 とにもかくにも、この電王戦を終えて、将棋界は新しい時代に入ったのではないか。
 電王戦は、短期的に将棋ファンを増やしたけれど、20年後の将棋界ってどうなっているのかさっぱり分からない。少なくともプロ棋士の、強さを立脚点にした権威はある程度失われることになるのかな。時が経てば、将棋ソフト>プロ棋士という認識が当たり前になって、案外電王戦前と変わらないかんじになっているのかも。 
 将棋界の転換点を目に出来るのは、とても面白い。
 しっかし、第3局の感想にもちょっと書いたけれど、将棋ソフトが研究パートナーになったら、すごく研究進みそう。


 第3回は前向きに検討中だそう。どういう形式で、誰が出るのかは分からないけれど、電王戦を続けていくにあたって、トップ棋士は「戦わない」という選択は多分許されないのでは。
 羽生ファン的には羽生三冠と将棋ソフトの対局、すごく見てみたい。結果はともかくとして、羽生三冠がソフトとどう戦うのか、対局の内容がどんな風になるのか、すごく興味がある。やっぱり番勝負が見たいなあ。負担でかすぎるか。
いつくるかは分からないけれど、将来的にソフトに負けるということは、確定した未来ってかんじなので、羽生三冠が負けたときの私個人の精神的ダメージは、対人で負けるより多分小さい。


 第2回電王戦に出場された棋士の方々は、すごく格好良かったです。
 開発者の方々も、お疲れ様でした。
 素晴らしいドラマ、将棋を見ることができて、とても楽しかった。

 

第2回電王戦第3局▲船江恒平五段-△ツツカナ(2013年4月6日)

 

第2回電王戦第3局▲船江恒平五段-△ツツカナ(2013年4月6日)


 波乱の出だしで、将棋は始まった。先手▲7六歩に、後手のツツカナは△7四歩。
 定跡型の勝負ではなく、完全に力戦に導く手で、観戦していた人を驚かせる一手だった。
「一丸さん、穏やかそうで研究者然としているけれど、意外に勝負に強かだ……!」と、PC前の私は唸った。記者会見で、他の手だと対策されていそうで怖かったと一丸さんは仰っていたけれど、この手を選んで指させる勝負師っぷりに惚れます。
 序盤、ツツカナは他ソフトと同じように、相手にだけ飛車先の歩を切らせる。これは人間から見ればかなり違和感があるらしいが、ソフトにとっては、「それが何か?」という感じらしい。いつかソフトの感性が、人間の常識を覆す日がくるのではないかというような、将棋の可能性の広がりを感じる。
 中盤、△7五歩からの後手ツツカナの一連のやや無理に見える攻めを見たときは、第1局のような棋士側完勝もあるのではないかと思ったが、ここからこの将棋は184手にもなる大熱戦になっていった。
 船江五段がリードしているかのように見えた局面で、ツツカナは△5五香という驚きの手を指してきた。本局のツツカナ、魅せてくれます。ファンになりそう。(笑)
 終盤、ソフトの30手先のいい手が読めないという特性が出たのか(?)、船江五段が盛り返したが、ツツカナの決め手を与えない粘りに合い、時間切迫もあってか、力は届かなかった。
 本局のツツカナの悪くなってからの粘りは、羽生三冠が形勢を損ねて粘りに出たときのような相手を怯ませる凄まじさを感じた。

 ソフト貸与有りで、PC1台のスペックでこの勝利は、凄いとしか言いようが無い。
 敗れた船江五段、勝ったツツカナともに全力を尽くして、素晴らしい将棋だった。
 将棋ファンで良かったと心底思えるような対局だった。両者に感謝します。

 対ソフト戦は、人間の弱さもさらけ出すけれど、人間の強さ、格好良さも美しく映し出している。電王戦は、とても面白い。
 







・本局とは関係ないこと。

 将来的に、完全にソフトが人間を上回ったらプロ棋界ってどうなるんでしょうね。
 個人的に1つ気になっているのは、ソフトを使っての研究が当たり前になったとき、将棋ソフトを使ってプロ棋士が自分の考えた新手なり、最後の詰みを確認するという形で利用するというのは許容できるのですが、課題局面をソフトに読ませて、ソフトが導き出した手を公式戦で新手として指す、というのは将棋ファン的にはありなのかどうなのか。
 新手一発で将棋が終わることはないから別にいいし、今も他の人が研究で出した手を使うということはよくあることなので、ソフトに考えさせるのも全くOKと見るのか。
 個人的には棋士の「創造性」もソフトに委ねるってことになるので、なんかモヤモヤ。
 まあそうなったらそうなったで、「そういうもんか」って最終的に受け入れるしかないんでしょうね。
 

第2回電王戦第2局▲ponanza-△佐藤慎一四段(2013年3月30日)


第2回電王戦第2局▲ponanza-△佐藤慎一四段(2013年3月30日)



 先週の第1局を見て、開発者側にも目が向くようになったと書いた。
 そのきっかけは、ponanza開発者の山本一成さんが、GPS100万企画に登場された際に、「開発者側にも目を向けて欲しい」という言葉だったと思う。この言葉を念頭に置いて、第1局を見ていたので、コンピューターVS人間という戦いにおいて、新たな見かたができた。
 第2局が始まる前の一週間、山本さんのツイッターを見ては、ポナンザ大丈夫なの? と、ソフト側を心配するまでになるとは……自分でもビックリ。
 これまでは圧倒的に棋士を応援する気持ちのほうが強かったけれど、第2局時点で5:5くらいにまでなっている。

 
 本局は、ponanzaが先手番。開発者の山本さん曰く、最初の数手だけ指定して、あとは定跡を入れずに、ソフトに自力で考えさせたということだった。一方の佐藤四段、2手目に△8四歩と指した。先手の作戦を何でも受け入れる意思表示。本局は前局とは違い、事前にソフトの提供が無かったので、阿部四段のような研究はあまりできなかっただろうと思う。
 ソフトVS人間、完全な力勝負になった。
 ソフトの事前提供についての是非は様々な意見があると思うけれど、本局のようなフラットな状態でのガチンコバトルも見たいと思っていたので、すごくワクワクしたし、実際面白い将棋だった。
 将棋は定跡型ではなく、完全に力戦型になったが、私の印象では序盤~中盤、意外にponanzaもよく指して、大差はつかなかったと思う。ただ、解説によると、佐藤四段が桂馬を跳ねた後に、先手が金を寄って金冠にした手から、やや後手が指しやすくなったらしい。
 ど素人の電王戦前のソフトの強さ妄想だと、「絶対に終盤間違えない羽生・渡辺」くらい強いんじゃ……? と、震えていたので、今回の企画は、ソフトの強さとともに意外な弱さも見ることができて面白い。
 終盤、形勢の良かった後手にミスが出て、先手のponanzaに一気に持っていかれてしまった。やはり「勝つ」ということは人間相手でもコンピューター相手でも簡単ではない。
 故米長永世棋聖は、「つまらない将棋と言われたら人間が勝つ。面白い将棋になったらコンピューターが勝つ。」というようなことを仰っていたけれど、ソフトVS人間は、まさにそんな感じになっていきそう。


  
 「現役棋士初の敗北」

 本局を、見ている側がどう受け止めるのかはその人次第だけれど、対局は熱戦で面白く、
重圧を背負いながら懸命に一手を指す佐藤四段の姿は美しかった。一手に魂を込めて指すという気迫と、プロ棋士としての矜持。
 開発者の山本さんも「修練を積んだ人間の強さに驚いた」と仰っていたけれど、私もプロの強さに改めて驚かされた。
 戦前、棋士が負ければ失うものばかりと私は思っていたけれど、逆に得るものもあるのではないかと昨日の戦いを見た今は感じている。
 
 しかし、結果は結果。佐藤四段は残念でした。
 世界コンピューター将棋選手権第4位のソフトが、現役棋士を一発勝負ではあるけれど、力戦で負かすところまできているのは、本当にすごい。
 開発者の山本さんと、ponanzaには心から賞賛を送ります。おめでとうございます!!

 

第2回電王戦第1局▲阿部光瑠四段-△習甦(2013年3月23日)

第2回電王戦第1局▲阿部光瑠四段-△習甦(2013年3月23日)



ど素人の電王戦第1局の感想です。



  電王戦がどういう意味を持つのか。
 単なる興行とも思えないし、川上会長がいうような、21世紀のテーマである人類VSコンピューターの縮図という壮大な見方も、私にはちょっとできない。
 私が電王戦で考えたことといえば、将棋ソフトが人間に勝ったとき、プロ棋士がどういう価値を持つのか、将棋界が変わるのか変わらないのか、将棋そのものがどう変化していくのかということ。どうなるか全く分からないことに、空想を巡らせていた。
 負けたらどうなっちゃうんだろう、という恐れと好奇心。私にとっての電王戦は、「プロ棋士」という存在の意味を、改めて考えさせてくれるものだ。
 プロ棋士が将棋ソフトとどう戦うのか、戦った結果、どうなるのか。
 私は将棋界が好きだし、棋士の方々が好きなので、本局を見るまで、棋士の側にしか目が行っていなかった。当然、プロ側が勝てば物凄く嬉しいだろうな、と思っていた。
 
 第1局、棋士は、阿部光瑠四段。ヒカルの碁をきっかけに将棋を覚え、ユーキャンの将棋講座で将棋を覚えて棋士になった才気溢れる10代の少年だ。昨年の朝日OPでは、三浦八段、丸山九段、森内名人という早々たる面子を破ったことでも知られている。青森から上京してきて、朴訥な訛りが可愛らしく、おおらかで、あたたかい雰囲気を持っている。
 そんな彼が、電王戦第1局目を戦うという大役を担うことになって、そのプレッシャーは私なんかの想像も及ばないものがあったのではないかと思う。そんな中、阿部四段はしっかりと対戦ソフトの研究、対策をして落ち着いて1局目の勝利を収めた。
 阿部四段の先手の一手損角換わりから、端歩を突きこし、ほとんど事前の研究通りに局面は進んだようだ。習甦が、人間ならば無理と判断していかないような△6五桂という攻めを、いけると判断して指し進め、結果攻めが切れて大差の将棋になってしまった。
 開発者の竹内さん曰く、この弱点を克服するためにどうするかは今の段階では分からないし、難しいとのこと。戦前までは、物凄く強い印象のあった将棋ソフトでも、やはり弱点はあって、そこを的確に突くことができた阿部四段は凄かった。心から尊敬します。

 棋士が勝ち、GPS100万円企画のときのように、飛び上がるくらいに嬉しくなるのかと思っていたけれど、意外にもそうでもなかった。
 それは、棋士にしか向いていなかった私の目が、ソフト側にも向くようになったからだと思う。習甦の開発者、竹内さんは、和服で将棋盤の前に座った。綺麗に並ぶ阿部四段の駒とは対照的に、僅かに歪む竹内さんの駒。「羽生さんから白星を積み重ねるのが夢」と語る竹内さん。棋士が将棋界を背負って戦う重圧とは異なるが、ソフト開発者も棋士に勝ちたいという夢を背負って戦っている。
 まだ弱かった時代から、プロを脅かすまでにきたソフト開発の苦労と努力を思うと、人間対コンピューターの戦いだが、人間と人間の情熱のぶつかり合いでもあるのかなと感じた。
 すごく今更感じたことではあるんだけれど、これに気付けたのは、棋士の勝敗しか興味の無かった私には大きなこと。電王戦も色々な見方ができるものだと思った。
 

 その他箇条書き

・阿部四段渾身のうな重(松)とマグロづくし(特上)には驚いた。(笑)
・ニコファーレが力はいりすぎててビックリ。かっこいい。
・第2局のPVに泣きそうになる。佐藤四段パートの感動と、山本さんパートの面白さの落差がいい。山本さんホントいいキャラしてて好きです。(笑)
・すごく注目していた三浦八段戦が、秋にとったコンサートチケットと丸被りで、最終戦リアルタイムで見られないことに涙目。

 
 
 
 
  

テーマ : 将棋
ジャンル : ゲーム

プロフィール

亀井

Author:亀井
▲将棋観戦好きの人間
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△羽生世代を大体応援してる
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