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米長邦雄永世棋聖逝去の報

米長邦雄永世棋聖逝去


 衝撃を受けました。
 お体の具合が芳しくないということは、察していましたが、電王戦前にお亡くなりに
なるとは思ってもみませんでした。まだ信じられません。


 米長永世棋聖の現役時代を、私は見ることはできていません。
私が最初で最後に見た棋士としての米長永世棋聖は、第1回目の電王戦でした。
この対戦にかける米長永世棋聖の気迫をその対局姿から感じ、普段の飄々とした明るさ、
お茶らけたキャラクターとは対極の、現役時代の勝負師としての迫力の一端を垣間見る
思いがしました。
 
 会長職としても精力的に活動され、インターネット事業にいち早く目をつける先見性と
行動力は流石だなと思っていました。
 以前、大和証券杯の大盤解説に行った帰りに東京駅で買い物をして歩いていると、
足早に駅構内を歩く米長永世棋聖とぶつかりそうになって驚きました。表彰を終えた後、
急いで次の公務に行かなければならないほど忙しいのかと思ったことを覚えています。

 米長永世棋聖亡き後の将棋界はどうなっていくのでしょうか。コンピューターソフトと
の対局もあり、将棋界は岐路に立ち、次の時代へ移っていくような気がします。その中で、
次の将棋界のリーダーは、どのように舵を切っていくのか……。将棋ファンとしての心配
は様々出てきますが、すべて杞憂に終わることでしょう。



 米長永世棋聖は、米長哲学など物凄く尊敬できる部分もあり、かと思えば、醜聞も
聞かれたりする人物でしたが、あの快活な笑顔と、ユーモア溢れる言動がもう見られな
いのは、本当に寂しい限りです。
 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
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NHK杯3回戦▲羽生三冠-△山崎七段(2012年12月2日放映)

NHK杯3回戦▲羽生三冠-△山崎七段(2012年12月2日放映)


 ベスト8を決める3回戦の第1局は、羽生三冠対山崎七段という面白い組み合わせ。
 インタビューで、羽生三冠は「乱戦になる」と話していたが、予想通り後手一手損から
乱戦に突入にした。力戦・乱戦は山崎七段の十八番だが、それは羽生三冠も同じ。むしろ
山崎七段のような力戦タイプに応じるのは大好きだろう。今期王位戦の新聞観戦記でも、
羽生三冠は力戦に強いから戦型に苦労するという藤井九段の発言が書かれていた。
 羽生三冠は山崎七段の一手損角換わりに早繰り銀ではなく、棒銀で対応し、山崎七段
は棒銀を受けずに4筋の歩を伸ばした。後手の角の打ち込みに対する先手の対応など、
感心するような華麗な技の応酬が散りばめられていて、とても見所がある楽しい将棋だった。
本局では、森下九段が「才能の将棋です」と繰り返していたが、いい意味で、小学生名人戦
のような若々しさと新鮮さ、発想のきらめきを感じた。
 結果は、羽生三冠が切れそうな攻めを繋げて勝ち。NHK杯の連勝を伸ばし、今期もベスト
8に進出。NHK杯での勢いはとどまるところを知らない。

 個人的本編の感想戦。
 対局者は勿論、解説の森下九段もよく喋るので明るい感想戦だった。羽生三冠は、笑顔も
多く、とても楽しそう。時々ため口も出たりして、山崎七段のことを気に入っているのだろう
なと感じた。

テーマ : 将棋
ジャンル : ゲーム

将棋の観戦記を読む


 将棋観戦の非常に良いと思うところは、リアルタイムでワクワクドキドキ観戦を楽しめる
のは勿論、その後に観戦記が書かれて、対局者の様子や思考、局面の解説などを文章でもう
一度楽しめるというところだと思う。対局者に近い場所で見ていた記者にしか書けない情報や、
ちょっとした棋士のエピソードなども乗っている場合が多く、私は観戦記を読むのが好き。
 たまに小説家の方が書かれると、本当にいい文章になるんですよねえ。

 私が好きな観戦記者は、大川さん、後藤さん、小暮さん、上地さん、日経王座戦限定の柳瀬
さん、あとは梅田さん大崎さんなどなど、沢山いますが、一番好きなのは棋士の島朗九段の
観戦記です。

 棋士は将棋が強いだけでなく、文才もある方が大勢いる。島朗九段もその一人。
島九段が書かれる文章は、他の観戦記とは一線を画していてすごく面白い。対局者の気持ちを
小説調に代弁して書かれていることが多く、創作性に富んでいて文芸的です。
 私が文才があるなあ、と、思うのは、文章のうまさは勿論、言葉の選択の感性、表現の感性に
ハッとさせられる文章を読んだとき。島九段は、まさにその感性が優れていると感じます。
↓の将棋ペンクラブログに掲載されている島九段の観戦記も本当に見事です。

将棋ペンクラブログ:羽生マジックの真骨頂

 羽生佐藤全集に載っていた島九段の文章も本当に素敵ですし、島九段著の『純粋なるもの』も
勿論買いました。今度発売される、マイナビからの羽生三冠のムック本の中に、島九段の文章
が入っていないかなあ……と密かに期待しています。
 もはや棋士・島朗のファンではなく、観戦記者・島朗のファン。
 最近も、日経新聞に掲載された王座戦第3局の島九段の観戦記を読みました。やっぱりいい。
 特にカッコイイと思ったのは、以下の文章。


   羽生はスピードを落とさない。▲7五銀、そして最終手▲8四銀。間髪入れず指すその姿に
  慄然とした。この迫力は一体……。私は思わず羽生の横顔を見た。若い時からのソフトな雰
  囲気、きれいな肌はかわらない。若き王座を追い詰めて余るほど時間があっても、挑戦者は
  次の勝負を見据え、勝利以上のものを奪おうとするかのようだった。
   明日は我が身……なんて哀しく優しい、品性ある殺し屋たちの世界なんだろう……。
                                          (『日経新聞夕刊』より)



 最後の文章が最高に洒落てます。こういう洒落た表現をしても安っぽくならない、鼻につかない
文章は本当に私の理想です。こういう文章を書いてみたいもんだ。

 
 で、何が言いたいかというと、島九段の観戦記その他の文章を一冊にまとめた本が欲しいという
こと。棋戦関係なく。無理か……。
 これからも島九段が書かれる観戦記を楽しみにしています。

 あと、ゴトゲンさんのNHKテキスト掲載のエッセイもいつか本にして欲しい……。
プロフィール

亀井

Author:亀井
▲将棋観戦好きの人間
△ハム将棋<私<<<将皇
▲羽生先生を大体応援してる
△羽生世代を大体応援してる
▲佐々木勇気四段面白い
△眼鏡好きには将棋界は天国
▲将棋界ファン
△日々もっと良いブログタイトル
 がないか考え中

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