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永瀬四段の自戦解説

 囲碁将棋チャンネルの無料放送期間中。

 新人王戦の準々決勝▲永瀬四段―△佐々木勇気四段戦の永瀬四段による自戦解説が
とても面白かったです。
 非常に物腰柔らかで、非常に丁寧な口調の解説にはさまれる爽やかな毒舌が、高度
な笑いを誘いました。

 以下、私が声出して笑った永瀬節。
・(佐々木四段の謎の手に対して)「警戒されたんでしょうね、何かを」
・「一流の人は捌いてやれるかもしれませんが、私は素人なので▲7五歩と打ちました」
・(佐々木四段の攻めに対して)「若いですね。勢いがありますね」
 えりりん「歳そんなに変わらないですよね?!」
・「(後手の作戦を)やられて嫌だと思ったことはないので」
・(佐々木四段が感想戦でこうしていればよかったと反省した手に対して)
 「よく意味は分からなかったんですが、何か深い意味があったんでしょうね」
・(対局日は佐々木四段の誕生日だったという話題)
 永瀬四段「私にとっては、最高の誕生日プレゼントをあげられたんじゃないかと」
 えりりん「もっと強くなって将棋をさそうと…」
 永瀬四段「ハハハハハ、そういうメッセージはあんまりないんですけど(笑」

 文字に起こすと面白さの10分の1も伝わらない……!
 永瀬四段は是非一度ニコ生に来て解説していただきたい逸材です。

 そんな永瀬四段曰く、「佐々木四段はライバル」らしいので、これからの二人の熱い
戦いを楽しみにしたいです。いつかタイトル戦で見てみたいですね。
 あと、この二人が会話をしているところが見てみたい。なんか噛み合ってなさそう。(笑)

 やっぱり今の10代~20代前半の棋士は、個人的にすごく人材が揃っているなと
感じます。面白い。


 明日の朝日杯見れないー。くそおおおお。


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第71期A級順位戦▲羽生三冠-△渡辺竜王(2013年2月1日)

第71期A級順位戦▲羽生三冠-△渡辺竜王(2013年2月1日)

 第71期A級順位戦も残すところあと2戦。
 挑戦をかけた大一番の感想の前に、私が書けなかった羽生三冠の前2戦を一言で振り返り。

 ・高橋九段戦→悪魔じみた桂打ち。高橋九段頓死うわあああああ
 ・三浦八段戦→A級の連勝記録ストップ。三浦△
 
 という感じでしょうか。
 三浦八段戦は、ここで羽生三冠が勝っていたら限りなく挑戦に近づくので、正直勝ってほしかったけれど、終盤戦がすごく面白くて、手に汗握る将棋だったので満足。三浦八段のいいところが出た終盤戦で、三浦ファンならずともすごく格好良く、感動した。


 先の三浦八段戦で黒星を喫したことにより、重みを増したのが今回の羽生渡辺戦だった。
 今期名人戦への挑戦をかけた大一番。私の戦前の戦型予想は、矢倉だったのだが、本局は渡辺竜王が2手目に△3四歩と指して、横歩取りに誘導した。私は完全に予想外だったのだが、局後の感想を見ると羽生三冠も完全に予想外だったらしい。
 渡辺竜王が後手番で横歩取りを指すこと自体久々で、この日のために練りに練ってきた作戦があり、相当な意気込みを持って対局に望んでいるなと感じた。
 
 横歩のよく指されている定跡通りに進んだ。前例だと、後手のほうがやや勝ち越しているが、先手の羽生三冠は指したい手があったのだろう。▲4四飛車と▲3五歩に分かれるところで、羽生三冠は2局しか前例が無く、且つ先手0勝の▲3五歩を選んだ。これは局後のコメントを見ると、渡辺竜王としては完全に想定外だったそうだ。この手で長考に沈んだ末に、渡辺竜王は千日手となった前例の手順に進んだ。先手の羽生三冠が打開しなければ千日手となるが、羽生三冠は打開を目指し、△7四桂と打ち込んだ。
 この桂馬が打たれた局面では、ド素人的に先手が少しいいのかなと思っていた。しかし、渡辺竜王が天才性を発揮する一着を放つ。
 △3六歩。
 4五に跳ねようとしている桂馬に働きかける3六歩は、渡辺竜王の強さを示した一着。▲4五桂と跳ぶと、△2八馬~△4六馬が厳しいらしい。羽生三冠はこの手で2時間近くの長考の末、▲4五桂と跳ねずに▲8三金と飛車取りに金を打った。これも凄い手で、羽生三冠らしいなと思った。

 局面が進み終盤、控え室では後手玉に詰みがなく、後手勝勢とされていた局面で、それは起こった。
 羽生三冠が▲7七銀と受けた局面。ここで、後手が△7七歩成りとしていれば後手勝ちだったのだが、渡辺竜王は△2三歩と自玉を受けた。羽生三冠はすかさず▲3四桂。以下、先手勝ちになってしまった。
 羽生ファンの私は羽生三冠の▲7七銀を見て、「しょうがない、POで勝てばいいんだから」と、覚悟を決めて諦めムードで中継を見ていたので、相当驚いた。
 どうも、両者後手玉が詰むものだと錯覚していたらしい。
 羽生渡辺という現役ツートップが、同じ錯覚をしていたとは……。ドラマがある。
 劇的な幕切れで、羽生三冠は7勝1敗、名人挑戦へ一歩近づいた。対して渡辺竜王は5勝3敗となり、今期の名人挑戦は完全に絶たれた。

 羽生三冠の今期の順位戦は、深浦、谷川、屋敷、佐藤、渡辺戦と逆転勝ちが多かった印象がある。最終の橋本八段戦は、橋本八段から見れば残留、羽生三冠には挑戦権のかかる大一番だ。後手番の羽生三冠が何を指すのか注目したい。個人的な予想は△8四歩からの矢倉か、橋本さんの振り飛車、相振りを予想。
 A級順位戦全体は、降級争いが混戦、名人挑戦は羽生三冠と三浦八段に絞られた。将棋界の1番長い日が、今から楽しみだ。


囲碁将棋チャンネル

現在、スカパー10日間無料期間です。
囲碁将棋チャンネルも無料で見れるので、色々見てます。

・NHK杯▲羽生五段―△加藤九段戦 
 次々と名人経験者を破り羽生五段が初優勝した、伝説のNHK杯。
 羽生五段若い。何考えてるのかよく分からない無機質で鋭い雰囲気です。現在の活躍を見ているからかは分かりませんが、既に大物のオーラを感じさせます。加藤先生も若いけれど、雰囲気は今とあまり変わらない感じですね。
 将棋は角換りで先手棒銀。棒銀の代名詞ともいえる加藤九段に対して、そのお株を奪うような作戦選択です。現代の将棋を見慣れているからか、将棋が結構直線的というか、シンプルなかんじを受けますね。
 羽生五段が優勢に将棋を進め、決め手の▲5二銀。
 初手から一連の流れで見ていると、この一手で急に将棋が終わっちゃったという衝撃を感じる手です。
 感想戦は、二人の大先輩を相手にほとんど喋れずにいる羽生五段がまだ初々しくて可愛かったです。(笑)


・月刊順位戦2月号(佐々木勇気四段)
 若手注目株の一人、そして私が個人的にとても注目している佐々木勇気四段がゲスト。羽生三浦戦の解説から自分の敗戦解説、インタビューなど色々見れて楽しかったです。「羽生先生と同じ部屋で対局できて嬉しかった」など、若手棋士特有のファン目線から脱却してない感じのコメントが可愛い。対局前日には餃子を食べ、対局の朝には鳩ノ森神社にお参りするとか、あらやだ可愛い。なんというか、見ていてとても素直で好感の持てる可愛い子でした。
 羽生三冠しかり、こういうタイプの人は、どんだけ勝ちまくっても「勝ちすぎて嫌い」っていう人があんまりいなさそうな感じがします。アイドルだわ。どんな棋士になっていくのか本当に楽しみです。

 将来的に、いつか羽生三冠とのタイトル戦が見たいです。そのときはどっち応援しようか迷うー。


……はい、ミーハーという謗りは甘んじて受けます。

将棋世界special vol.2『羽生善治―将棋史を塗り替えた男―』

将棋世界special vol.2『羽生善治―将棋史を塗り替えた男―』

先日発売になった羽生三冠のムック本の感想です。


将棋世界Special Vol.2 「羽生善治」 ~将棋史を塗りかえた男~ (マイナビムック) (マイナビムック 将棋世界Special vol. 2)将棋世界Special Vol.2 「羽生善治」 ~将棋史を塗りかえた男~ (マイナビムック) (マイナビムック 将棋世界Special vol. 2)
(2013/01/31)
将棋世界編集部

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 谷川九段のムック本が第1弾として刊行されており、本書は同シリーズ第2弾。
 谷川九段のムック本も持っていて、羽生三冠のものも出ないのかな? と期待していたものが、とうとう発売になりました。
 羽生三冠のことを取り上げたムック本は、今までにも何冊かあり、且つ羽生三冠を取りあげた記事や本も多く、下手したら○番煎じになってしまう可能性もあった中、本書は羽生三冠のことを割と知っているファンでも楽しく読める記事が多くて良かったです。なんというか、羽生三冠のコアなファンが読んで楽しい本。その代わり、羽生三冠のことを本当に何も知らない一般の方が手に取るのはややハードル高いかも……? 分かりませんが。
 写真は割りと最近のものが多かったですね。個人的には2008年とか2009年頃の羽生三冠が好きなので、その頃の写真が少ないのが残念。第39期王位戦第6局の写真は秀逸ですね。第81期棋聖戦第1局の朗らかな笑顔もいい写真です。
 手形が載っていたのですが、羽生三冠の手は結構小さいことが判明。

 以下各記事の感想。

▲張栩×羽生「盤上の心理を追い求めて」 
 囲碁界についてはあまり詳しくないので、張栩さんの話は初めて聞くことが多く、将棋界と囲碁界、将棋と囲碁の対比が面白かったです。特に囲碁界は世界を見て戦うと、中国韓国の10代棋士の力、国際棋戦では30代で活躍している人は少ないなど、シビアな戦いの世界なんだなと驚いた。将棋界も結構シビアだけど、囲碁の世界はまた違った面で険しい。
 それにしても、将棋の本でここまで囲碁について書かれてる本も珍しい。(笑)羽生三冠も囲碁はそこそこやるらしいので、ノリノリで聞いてそう。(笑)

△「羽生さんが“羽生くん”だった頃」大崎善生 
 「いつまでも少年のように」という小見出しがついた最後の文章が好きです。

▲棋士が選ぶ羽生将棋名シーン28
 羽生三冠のデビュー年から現在までの将棋を、年度毎に各棋士が論評。
 第1弾のムック本では年度の区切りは無く、全谷川将棋から各棋士が好きなものを選んでいたのですが、今回は様式を変えられたようです。結構被った原稿が多かったからですかね。私は第1弾方式で皆さんがどの将棋を選ぶのか楽しみにしていたので、ちょっと残念。
 郷田棋王の最後の一文、「羽生さんと私、歩く道は違っても、目指している場所は同じだと、自分では思っています。」にはじんわり。
 1番面白かったのは山崎七段の文章。もう読んでて笑いました。「羽生先生は未知なものが大好きな現実主義者」は、なるほどそんなかんじ。

▲孤高の天才はどこへ向かう
 羽生三冠が若い頃に試みていた2手目△6二銀の真意が聞けたのが面白かった。
 大山十五世名人との対局の話や、現代将棋についてなどなど、見所の多いインタビュー。羽生三冠はオールラウンドプレーヤーで、色々な形をやる分、研究としてはちょっとずつ遅れているというお話。やはり研究が大事な現代将棋だと、ある程度戦型を絞ってやるほうが深く研究できていいのかなと思いました。

△「チェスプレイヤーHABUの名局」ジャック・ピノー 
 羽生三冠のチェスの話。ほうほう。

▲「天才少年がやってきた日―八木下征男―」
 小学生の頃、八王子将棋クラブに通っていたころの羽生三冠のエピソード。
 幼少のころの貴重な可愛いエピソードが色々。子供のころに作った詰め将棋の図面が載っていました。

△「羽生善治に聞く100の質問」 
 Q13の思い出の一局は?という質問に、「とくになし」は切れ味鋭い一着。他の棋士の方々に聞いたら何かしら答えてくれるでしょうが、この回答はなかなか羽生三冠らしいですね。そのほか色々「らしい」答えが多々ありました。嫌いな食べ物「カエル」は羽生三冠の鉄板ネタと化していますね。(笑)


 こんな感じですか。
 全体的によくつくられていてまあまあ満足しました。
 特に100の質問が色々面白かったです。
 

テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

NHK杯準々決勝▲羽生三冠-△森内名人(2013年2月3日放映)

NHK杯準々決勝▲羽生三冠-△森内名人(2013年2月3日放映)


 第62回NHK杯もいよいよ準々決勝。1回戦は、決勝戦でもおかしくないような名人対三冠という好カードの対局になった。解説は二人を若い頃から知る島九段。先手が羽生三冠、後手が森内名人となり、2手目3四歩から後手一手損角換わりに進んだ。一手損角換わりも色々と後手が工夫を凝らしたりしていて、なかなか廃れないなという印象がある。本局は、島九段の解説通り、森内名人が相当準備して誘導してきたものと思われた。インタビューでも、羽生三冠の連勝を止めたいと意気込んでいたので、相当気合が入っていたのではないだろうか。
 森内名人の一手損角換わりに、先手の羽生三冠は棒銀で対抗した。後手の手損を咎めに行くシンプルな作戦である。 後手が△3六歩~6四角打~7四歩と進み、桂馬を跳ねられたら後手陣に隙がなくなってしまうとみたのか、羽生三冠は1五歩と端から攻め始めた。本局で印象に残ったのは、ここからの羽生三冠のお手本のような見事な指し回しだった。
 取れる桂馬を取らずに馬をどかせる下段香、後手陣をいとも簡単に崩した9手一組の歩の技。特に歩の使い方には、この短時間でよくこれだけの手順が思い浮かぶなあと、心底感動した。
 最後は使えずにいた1八の飛車が成って、森内名人の投了。
 森内名人の力を出させず、羽生三冠が華麗に攻めての完勝だったと思う。
 羽生三冠の1つ1つの攻めが本当に綺麗に決まっていって、「将棋ってこんなに綺麗に勝てるものなのか」と感嘆。今回の羽生三冠の攻めは見ていて本当に美しい将棋だった。

ここ最近

色々忙しかったり、
羽生三冠が棋王戦出られなかったことによるガッカリ感で更新サボりぎみでした。

▲今度の土曜日の朝日杯。準決勝決勝をリアルタイムで見れるヤタヤタ!ってしてたら、
何ヶ月か前に取っていた舞台のチケット……丁度朝日杯と日時被ってて絶望。
くっそー、よりによってなんで土曜のチケ取ってたんだろう私。
開演と同時に準決勝が始まる……羽生渡辺戦見れない。気になって舞台見つつソワソワしちゃうわー。

△梅田さんの新刊が出るみたいで、すごく楽しみです。
 前の二冊も持っていて、面白かったので期待。梅田さんの文章は、将棋界、そして羽生三冠に対する愛情を感じます。完全に趣味の世界で、活き活きされてます。(笑)文庫本で840円は手ごろですね!(宣伝)
羽生善治と現代 - だれにも見えない未来をつくる羽生善治と現代 - だれにも見えない未来をつくる
(2013/02/23)
梅田 望夫

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うちの猫


畑でネギを引っこ抜いたら、物凄い勢いでペットの猫が走ってきて、
ネギを引っこ抜いてできた穴の中に粗相をした。


テーマ :
ジャンル : ペット

プロフィール

亀井

Author:亀井
▲将棋観戦好きの人間
△ハム将棋<私<<<将皇
▲羽生先生を大体応援してる
△羽生世代を大体応援してる
▲佐々木勇気四段面白い
△眼鏡好きには将棋界は天国
▲将棋界ファン
△日々もっと良いブログタイトル
 がないか考え中

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