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第2回電王戦第1局▲阿部光瑠四段-△習甦(2013年3月23日)

第2回電王戦第1局▲阿部光瑠四段-△習甦(2013年3月23日)



ど素人の電王戦第1局の感想です。



  電王戦がどういう意味を持つのか。
 単なる興行とも思えないし、川上会長がいうような、21世紀のテーマである人類VSコンピューターの縮図という壮大な見方も、私にはちょっとできない。
 私が電王戦で考えたことといえば、将棋ソフトが人間に勝ったとき、プロ棋士がどういう価値を持つのか、将棋界が変わるのか変わらないのか、将棋そのものがどう変化していくのかということ。どうなるか全く分からないことに、空想を巡らせていた。
 負けたらどうなっちゃうんだろう、という恐れと好奇心。私にとっての電王戦は、「プロ棋士」という存在の意味を、改めて考えさせてくれるものだ。
 プロ棋士が将棋ソフトとどう戦うのか、戦った結果、どうなるのか。
 私は将棋界が好きだし、棋士の方々が好きなので、本局を見るまで、棋士の側にしか目が行っていなかった。当然、プロ側が勝てば物凄く嬉しいだろうな、と思っていた。
 
 第1局、棋士は、阿部光瑠四段。ヒカルの碁をきっかけに将棋を覚え、ユーキャンの将棋講座で将棋を覚えて棋士になった才気溢れる10代の少年だ。昨年の朝日OPでは、三浦八段、丸山九段、森内名人という早々たる面子を破ったことでも知られている。青森から上京してきて、朴訥な訛りが可愛らしく、おおらかで、あたたかい雰囲気を持っている。
 そんな彼が、電王戦第1局目を戦うという大役を担うことになって、そのプレッシャーは私なんかの想像も及ばないものがあったのではないかと思う。そんな中、阿部四段はしっかりと対戦ソフトの研究、対策をして落ち着いて1局目の勝利を収めた。
 阿部四段の先手の一手損角換わりから、端歩を突きこし、ほとんど事前の研究通りに局面は進んだようだ。習甦が、人間ならば無理と判断していかないような△6五桂という攻めを、いけると判断して指し進め、結果攻めが切れて大差の将棋になってしまった。
 開発者の竹内さん曰く、この弱点を克服するためにどうするかは今の段階では分からないし、難しいとのこと。戦前までは、物凄く強い印象のあった将棋ソフトでも、やはり弱点はあって、そこを的確に突くことができた阿部四段は凄かった。心から尊敬します。

 棋士が勝ち、GPS100万円企画のときのように、飛び上がるくらいに嬉しくなるのかと思っていたけれど、意外にもそうでもなかった。
 それは、棋士にしか向いていなかった私の目が、ソフト側にも向くようになったからだと思う。習甦の開発者、竹内さんは、和服で将棋盤の前に座った。綺麗に並ぶ阿部四段の駒とは対照的に、僅かに歪む竹内さんの駒。「羽生さんから白星を積み重ねるのが夢」と語る竹内さん。棋士が将棋界を背負って戦う重圧とは異なるが、ソフト開発者も棋士に勝ちたいという夢を背負って戦っている。
 まだ弱かった時代から、プロを脅かすまでにきたソフト開発の苦労と努力を思うと、人間対コンピューターの戦いだが、人間と人間の情熱のぶつかり合いでもあるのかなと感じた。
 すごく今更感じたことではあるんだけれど、これに気付けたのは、棋士の勝敗しか興味の無かった私には大きなこと。電王戦も色々な見方ができるものだと思った。
 

 その他箇条書き

・阿部四段渾身のうな重(松)とマグロづくし(特上)には驚いた。(笑)
・ニコファーレが力はいりすぎててビックリ。かっこいい。
・第2局のPVに泣きそうになる。佐藤四段パートの感動と、山本さんパートの面白さの落差がいい。山本さんホントいいキャラしてて好きです。(笑)
・すごく注目していた三浦八段戦が、秋にとったコンサートチケットと丸被りで、最終戦リアルタイムで見られないことに涙目。

 
 
 
 
  
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